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NY・ブルックリンのウイスキー蒸留所でテイスティング|キングス・カウンティ・ディスティラリー

ニューヨーク・ブルックリンといえばビール!のイメージが強いかもしれませんが、実はブルックリンにはウイスキーの蒸留所が10カ所以上もあるんです。今回は、その中でも草分けのキングス・カウンティ・ディスティラリー(Kings County Distillery)をご紹介します。メディアでも賞賛され、シンプルなボトルでもファンが多いこちらのウイスキー。見学ツアーに参加するのもいいし、新しくできたテイスティング・ルームでウイスキーの飲み比べをしたりカクテルを味わったりするだけでもOK。ムーンシャインやバーボンをはじめ、チョコレート・ウイスキーなどメニューも様々。地元のファンも多く、女子だけで出かけても大丈夫ですよ。

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ブルックリンメイドのウイスキー蒸留所 -製造も建物も“サスティナブル”で“クラシック”

キングス・カウンティ・ディスティラリー(Kings County Distillery)は、「現在」のブルックリンのウィスキー蒸留所の草分け的存在です。「現在」と書いたのは、かつてはブルックリンにもウイスキー工場が存在しており、キングス・カウンティ・ディスティラリーは、アメリカの禁酒法時代(1920年〜1933年)以来、初のニューヨーク・メイドのウイスキー蒸留所なのです。

2010年にウィリアムズバーグの小さなスペースからスタートしたキングス・カウンティ・ディスティラリー。2012年にはネイビーヤードと呼ばれる、かつてはアメリカ海軍のベースがあった敷地内の築100年になる古いレンガビルに移り、現在の工場をオープンしました。

築100年以上という古いレンガ造りの建物を改修した工場。ここはヴィネガーヒル(1860年代に旧蒸溜所があったことで知られる伝説的な地区)から歩いてすぐという不思議な巡り合わせを感じる場所でもあります。

シンプルなボトルにもファン多し!こだわりの素材&伝統的な製法のウイスキー 

近郊の小農家からウイスキーに使う麦や果物を取り寄せたり、敷地内でもウイスキーの風味付けに使うハーブを育てるなど、こだわりの素材を使い、伝統的な製法を守るウイスキー。生産数が少なくてとても貴重です。

数々のコンクールで賞を受賞。ニューヨークタイムズ、GQ、The New Yorkerなどメディアでもたくさん賞賛されているウイスキー。シンプルな瓶の形にもファンが多い。

ツアーに参加してウイスキー製造の工程を見学するのも楽しい

ツアーは、キングス・カウンティ・ディスティラリーの歴史や文化から始まります。蒸留の仕組みなども説明してくれて、蒸留の段階別にウイスキーの香りをかぐなど、トラディショナルなウイスキー造りを学べます。

工場見学ツアーは、火~金曜と日曜の15時・17時、土曜の13~16時の30分ごとに開催。所要45分で、平日は14ドル、土・日曜は8ドルです。

*以前は写真のように季節が良いとガーデンでのレクチャーもやっていましたが、現在は室内で行われています。

ウイスキーの蒸留に使われるポットスチル。スコットランドに特注した銅製で、フォルムそのものも美しい。

清潔な工場内の様子。ツアーに参加すると、トウモロコシを発酵しやすいように砕く様子や、発酵中の樽の中も覗くことができます。

最後は2階の樽の貯蔵室へ。小さな樽がぎっしり並ぶ風景は圧巻。そしてとてもフォトジェニック。バーボンも作っていて、オーク樽に詰めてから12ヵ月以上熟成させるそう。

ウイスキーカクテルがおいしいバー(テイスティングルーム)を訪れるのも楽しい

テイスティングメニュー(有料)には、ニューヨーク州産のオーガニックコーンを80%使用したムーンシャイン、バニラやキャラメルの香りのバーボン、カカオの殻をムーンシャインに漬けたチョコレート・ウイスキーがあって、カカオの殻はマスト・ブラザーズ(ブルックリンの人気チョコレート店)から提供してもらっているそう。すべてのウイスキーは、もちろん敷地内の工場で作っています。

テーブル席も、歴史を感じる古い壁がなんとも良い雰囲気を作っています。

テイスティングルームは、1896年建築のネイビーヤードのイカツイ玄関口の建物内にあります。ぱっと見はわかりにくいので、お見逃しなく。

ウイスキーの余韻はお土産アイテムで

古い絵はがきを再プリントしたレプリカの絵はがき。現在の工場の建物が当時と変わらないことがわかります。

自宅でのウイスキーの作り方のオリジナル・ノウハウ本なのですが、英語が苦手でも、表紙のデザインが素敵で、テーブルブック(テーブルの上にさりげなくディスプレイする本)としてもオススメです。

Kings County Distillery
住所:299 Sands St., Bldg. 121, Brooklyn, New York
電話:347-689-4180
時間:8:00~22:00(土曜は12:00~22:00、日曜は14:00~20:00)
休み:なし
URL:http://kingscountydistillery.com/

文・写真:上野朝子(ブルックリン在住 文筆業/コンサルタント)

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