kabukiオフィシャル

厳選した情報をお届けします。

沖縄、九州での栽培が盛んなゴーヤ。別名「にがうり」ともいう通り、独特の苦味を持ち味としています。ハウス栽培が盛んになり一年中見かけるようになりましたが、いちばんおいしいのは真夏の8月。もちろん残暑厳しい9月でも、まだまだ食べごろ……ということで、暑さに疲れた体をゴーヤで癒してあげませんか? ポイントは、あの苦味にあります。「苦いのがちょっと苦手……」という声も耳にしますが、工夫次第で苦味をやわらげることができます。そんなゴーヤ料理の苦味取りなどちょっとしたコツ、王道ゴーヤチャンプルーや、苦みをほとんど感じずに飲めるバナナと合わせたジュースなどのレシピもあわせてご紹介します。

  • はてな
  • Twitter
  • facebook
  • google+
  • LINE
361view

ゴーヤの苦味成分 その名はモモルデシン

ゴーヤの独特の苦味は「モモルデシン」という成分によるもので、種の周りのワタ(わた)に多く含まれています。
このモモルデシン、なかなかの働き者です。胃腸の粘膜を保護する、胃液の分泌を促して食欲を増進させるほか、血糖値や血圧、コレステロール値を下げる効能も確認されているとのこと。成人病予防にも期待が持てます。

さらには、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルも豊富なゴーヤ。暑さでばててしまった体の回復に働きかけてくれます。熱に強いビタミンCも豊富に含まれ、夏の強力な紫外線から肌を守ってくれる頼もしい味方です。

ツナ、カツオ節、豚肉……イノシン酸との相性抜群

モモルデシンは、魚や肉に含まれる動物性のうまみ成分「イノシン酸」との相性が抜群です。カツオ節にもイノシン酸がたっぷり。
ゴーヤのビタミンCは熱に強いという特徴があるので、豚肉やツナ、カツオ節などと一緒に油で炒めると、おいしさも栄養価もぐーんとアップします。

新鮮ゴーヤの選び方

新鮮なゴーヤを選ぶポイントは、ゴツゴツしたイボです。
緑色が濃くてツヤがあり、なおかつ密集しているものを選びましょう。イボの一部が黒ずんでいたり、全体的にしなびていたりするものは鮮度が落ちている証拠です。
候補がいくつかあって迷うときは、手に持ってみてください。ズシリと重たいもののほうが新鮮です。

ゴーヤの保存のしかた

最近はやりの緑のカーテンで「ゴーヤがたくさん収穫できた!」という人も多いのではないでしょうか。
丸ごと保存する場合は、ポリ袋などに入れて冷蔵庫へ。使いかけのものは、種とワタを取り除き、ラップに包んで冷蔵庫へ入れ、早めに使いきるようにしましょう。

ゴーヤの苦味取り 塩を使って苦味をやわらげよう

「ゴーヤの苦味が苦手……」という場合は、まず、苦味が多く含まれているワタと種を取り除きましょう。スプーンを使い、丁寧にこそげ取ります。
さらに薄くスライスして塩を振り、軽くもんでください。苦味がまったくなくなるわけではないのですが、ずいぶんやわらぎます。調理するときは出た水分を拭き取り、必要に応じて塩抜きを。

苦いゴーヤ、苦味を感じないゴーヤ、両方を楽しむレシピ

ゴーヤの苦味を生かしたレシピ、できれば苦くないほうがいいという方向けのレシピ、両方をご紹介します。まずは、苦味を抑えたジュースから。

これなら子どもも大丈夫!ゴーヤバナナジュース

家族全員で楽しめるジュース。バナナとハチミツ入りで、栄養満点です。暑い日には氷を入れてどうぞ。

<材料>(2人分)
・ゴーヤ(1/2個)
・バナナ(1本)
・牛乳(125cc)
・ハチミツ(大さじ1)

<作り方>
1.ゴーヤは種とワタを取り除き、薄切りにする。
2.バナナは皮をむき、ひと口大に切る。
3.ミキサーにゴーヤ、バナナ、牛乳、ハチミツを入れて撹拌したら出来上がり。

<アドバイス>
・後味に若干ですが苦味が残ります。それも苦手という場合は、ゴーヤの量を1/4個に減らし、バナナ1/2個分をプラスしてください。ハチミツで甘さを調節してもOKです。
・ハチミツを1歳未満のお子様に与えることはできないので、ご注意ください。

ゴーヤの甘味噌漬け

漬け物にすることで、ゴーヤの苦味をやわらげるという作戦。冷蔵庫に保存すれば1週間ほどは日持ちします。

<材料>
・ゴーヤ(1本)
・好みの味噌(120g)
・砂糖(80g)
・塩(大さじ1)

<作り方>
1.ゴーヤは縦4等分に切り、種とワタを取り除く。
2.ゴーヤに大さじ1の塩を振って全体をなじませ、冷蔵庫で一晩置く。
3.一晩置いたゴーヤの水分を拭き取る。
4.熱湯消毒した保存容器に味噌と砂糖を混ぜ合わせ、3のゴーヤを漬け込む。
5.冷蔵庫で一晩漬けたら、出来上がり。

<アドバイス>
・食べるときには軽く味噌をぬぐい、切り分けてください。

ゴーヤレシピの王道!ゴーヤチャンプルー

「やっぱり苦いゴーヤが好き!」という方は、こちらをどうぞ。カツオ節のイノシン酸で旨味と栄養をプラスします。

<材料>(2人分)
・ゴーヤ(1/2本)
・木綿豆腐(1/2丁)
・卵(1個)
・カツオ節(小分けのパック1袋)
・ゴマ油(大さじ1)
・醤油(小さじ1)

<作り方>
1.豆腐はペーパータオルにくるみ、水切りする。(30分ほど)
2.ゴーヤは種とワタを取り除き、縦半分に切る。さらに薄切りにする。
3.水切りした豆腐を1~2cmの厚さに切る。
4.ゴマ油(大さじ1/2)をフライパンに熱し、豆腐の両面を焼いて取り出す。
5.新たにゴマ油(大さじ1/2)を熱し、ゴーヤを炒める。
6.ゴーヤがしんなりしたら豆腐を加えて混ぜる。
7.醤油を加えて炒め、溶いた卵をまわしかけて混ぜ合わせ、カツオ節をかけたら出来上がり!

<アドバイス>
・卵のかたさは、好みで仕上げてください。
・カツオ節の量もお好みでどうぞ。

残暑の季節!ゴーヤのモモルデシンやビタミンCで体調管理しましょう

冷たいものの取りすぎで弱った胃はモモルデシンで、紫外線で傷んだ肌はビタミンCで、労わってあげましょう。

ちなみに、ゴーヤはふだんは緑色の未熟な実を食べていますが、熟すとオレンジ色に。種の周りのワタが真っ赤なゼリー状になります。このゼリー、苦味はなくとっても甘いのです。緑のカーテンでなったゴーヤが熟すなど、機会があったらぜひ口にしてみてください。
秋の手前の残暑、ゴーヤパワーで乗り切っていきましょう!

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

関連する買いモノ

関連する読みモノ

アクセスランキング

人気のある記事ランキング

kabukiペディア   >   kabukiオフィシャル   >   読みモノ   >   「ゴーヤ」苦味の正体と効能とは?美味しい食べ方...

キーワード