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[夏休み特別編]簡単!野菜スタンプやオブジェで野菜の世界に触れてみよう!自由研究や親子のコミュニケーションにも

毎日食べている野菜。何種類か並べて観察すると、色も形も、なんともユニークなことに気づきます。気づきは、「科学」や「アート」への入り口。今回は、そんな気づきをくれる野菜の展示にお邪魔しました。主催は、サイエンスライターの伊沢尚子(いざわ・しょうこ)さん。どこの家にでもある野菜が材料なので、自由研究や親子のコミュニケーションにもぴったりです。野菜スタンプで、オクラ、ピーマンなど野菜の形を改めて確認したり、ドライ野菜にしてオブジェにしたり。野菜の花に注目してドライフラワーや押し花、キャンドル作りも!さっそく野菜から始める科学とアートの世界にご案内します。

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野菜の形をスタンプで確認!

小さなお子様でも楽しめるアートなアイディアが、野菜のスタンプです。やり方はとっても簡単!調理するときに捨ててしまう葉物野菜の根元、ピーマンやパプリカのヘタなど、どんな種類の野菜を使ってもOK。カラースタンプをつけてポンポン押せば、即席アートの出来上がり。色と模様を組み合わせて、オリジナルデザインの作品を作ることもできますし、布用のインクパッドを使えば通園バッグや巾着などの制作もOK。

ピーマンも、縦に切ったときと横に切ったときでは、形が違います。種をつけたままと取ったときでは、どうでしょうか。ダイコンも、輪切り、イチョウ切り、拍子切りなど、切り方でまったく違う形になります。ひとつの野菜から、たくさんの形を発見してみましょう。

ちなみに、上の写真、ピンクのインクがついた束は、コマツナの茎です。押したら、どんな模様ができるのでしょうか!? ぜひ、試してみてください。

ドライ野菜でオブジェ作り!

野菜をドライにすると、風味も栄養価もアップします。水分が抜けるため、長期保存ができるというメリットも。伊沢さんは、天日干ししたドライ野菜を透明の下敷きにボンドで貼り付け、オブジェに仕立てました。

まるで花のようなレンコン

レンコンの特徴は、何と言っても穴が空いていること。オブジェを作りながら、穴の数、穴の役割について考えてみることもおすすめです。ちなみに穴の数は、周りに9つ、中心に1つが基本のパターン。穴の役割は、水上から水中へ送られる空気の通り道です。

カボチャの種でデザイン

完熟したカボチャの種は、黄土色の皮の中に緑色の種が入っているという二重構造になっています。1/2カット、1/4カットのカボチャを買う場合は、切り口の種に注目してみてください。内側の種の緑色の線がはっきりしているものを選びましょう。
種をよく洗い、天日干ししてから炒ると、中身が取り出しやすくなります。種が2重構造になっていることの発見は科学、2色の種を組み合わせてデザインすることはアート、ふだんは捨ててしまいがちな種にも、こんな使い道があるのです。

マメを使えばもっと簡単!

乾物として売られているマメがあれば、そのままアート素材として使うことができます。1種類で作るもよし、何種類か混ぜて作るもよし。
もちろん、観察も忘れずに。同じマメ科なのに、粒の大きさも違えば、色や模様も違います。では、葉や花にはどんな違いがあるのでしょうか。合わせて調べれば、立派な自由研究になります。

野菜の花deドライフラワー&押し花

栽培経験がないとなかなか目にすることのできない、野菜の花。伊沢さんは、ドライフラワー、プリザーブドフラワー、押し花などに仕立てていました。
上の写真は、オクラの花と実です。オクラの花は、野菜の花の中では一、二を争うほどきれいといわれています。オクラの実はスタンプにすると、きれいな五角形に!

これはキュウリの花や葉、そしてツル。キュウリには雄花と雌花があります。雌花の下には、雄花にはないキュウリの赤ちゃんがついています! 中央下部の丸いレジン(*)の中、右側の花が雌花です。
*レジンについては後ほど詳しくご説明します。

ドライフラワーの作り方

押し花は、新聞紙にはさみ、本などを積み上げて重石にすれば簡単にできます。通販などで、押し花用の乾燥シートを入手してもOK。

ドライフラワーは、ドライフラワー用のシリカゲル(細かい顆粒状のもの)を使うと便利です。大きな手芸店やネット通販で入手できます。

野菜の花はなかなか手に入らないので、ぜひお手持ちの花で試してみてください。伊沢さんによると「バラだと1週間くらいが目安。野菜の花は普通の花より小さくて花びらが薄いので、1日でできてしまうものもあります」とのこと。

<用意するもの>
花 密閉できる容器 顆粒状のシリカゲル
<作り方>
1.密閉容器の底に薄くシリカゲルを敷く。
2.シリカゲルの上に花を置く。
3.置いた花の上からシリカゲルを少しずつかけ、シリカゲルで埋めて、ふたをする。
4.水分が抜けたら出来上がり。水分の抜け具合は、時々ゆすって中身を見ながら確認する。

ドライフラワーで作るオブジェ

ドライ野菜と同じように下敷きにデザインすることもできますが、レジンやロウソク、ハーバリウムにアレンジすることもできます。
生花ではなくドライフラワーを使うのは、「生のまま使うと、植物に含まれている酵素が働いて色があせたり、カビが生えて腐ったりしてしまいます。ドライにして水分を抜くと酵素が働かなくなるため、色が残りやすくなるのです」と、伊沢さん。科学的な理由があるのですね。

ドライフラワーでレジン

レジンとは、簡単に言うと樹脂のこと。エポキシレジンとUVレジンがあり、エポキシレジンは2種類の樹脂を混ぜて作り、UVレジンは1種類の液で作ることができます。伊沢さんの作品は、エポキシ樹脂を混ぜて作ったものです。紫色に見えるものは、エンドウマメ。

初心者の方やお子様には、UVレジンのほうが手軽でおすすめ。UVレジンは100均や手芸店で購入できます。

ドライフラワーキャンドル

こちらも、100均利用のキャンドル。ロウソクを溶かして型に入れて固めるという方法もありますが、準備も片付けも大変――ということで、もっと簡単にできる方法を教えてくれました。伊沢さんの作品も、その方法で作ったものです。

<用意するもの>
ドライフラワー 花びらなどを置けるロウソク かためるためのロウソク
<作り方>
1.ロウソクに花びらを並べます。
2.もうひとつのロウソクに火をつけ、花びらを埋めるようにロウをたらします。
3.たらしたロウがかたまれば出来上がり。

2のロウをたらしたすぐ後に、エッセンシャルオイルを1滴たらせば、アロマキャンドルにもなります。

オイルも使えるハーバリウム

「植物標本」ともいわれるハーバリウムですが、ガラス瓶にドライフラワーとオイルを入れて飾るインテリアとして人気を集めています。
使うオイルは専用のものもありますが、伊沢さんが使ったのは、どこの家庭にでもあるサラダオイル! ドライにしたバジルやフェンネルを入れれば、ハーブオイルとして使うこともできるというアイディアです。
「シリカゲルで作ったドライフラワーをオイルに浸すと、余分なシリカゲルが下に沈むので、上澄みの部分をオイルとして使ってください」とアドバイスをくれました。

野菜から広がる豊かな世界にぜひ触れてみませんか

ここにご紹介したのは、野菜が持つ特性のほんの一部です。色素、旬、花の形、葉の形、食べているのは葉か実か根か……など、視点を変えることで、まだまだ豊かな世界に触れることができます。

詳細情報 -information-

展示は、9月3日(日曜日)まで。東京都多摩市、聖蹟桜ヶ丘から徒歩7分ほどの古着雑貨&カフェ、Mametraさんにて開催しています。地元産の野菜を中心に組み立てるメニューも、とっても美味。
店名:Mametra(まめとら)
住所:東京都多摩市関戸4-34-15
問い合わせ:042-355-3699(大和さん、小林さん)
営業時間:12:00~20:00
定休日:月曜日(8月21日までは夏休みです)
詳しくは下記Mametraさんのサイトへどうぞ。

野菜の色素を扱ったお子様向けワークショップの開催日は8月30日(水曜日)14時~15時(要予約)。おひとりさま800円の費用で参加できます。「自由研究が、間に合わない!」という方は、ぜひ。どんな質問にも伊沢さんが笑顔で答えてくれます。

レジンとハーバリウムについてはわかりやすいサイトも見つけましたので、よろしければご参考に。

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