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朝ごはんからスタートする、おとなの女性のためのブルックリン街歩き。生活雑貨、ファッション、そしてカフェも!

ブルックリンは、インダストリアル・テイストのカフェや、週末のフリマ、物作りをする髭男子など、マンハッタンと比べると、年齢層が若くて、男子っぽいイメージが強いかもしれませんね。でも本当は、女性好みのおしゃれでセンスのいいお店もたくさんあるんですよ。今回は、雑誌ではあまり騒がれていない、でもここは行くべき!というオススメの場所をご紹介します。

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けっこう難しい?ブルックリンの歩き方

春のニューヨークは観光客がとても多い季節。あちらこちらでガイドブックを片手に街歩きをしている人の姿を見かけます。道が碁盤の目になっているマンハッタンは、地図を見るのも歩くのも簡単ですが、ブルックリンはマンハッタンと比べて面積が広い上に距離感が掴みにくく、地図を見るのも初心者には結構大変な様子。わたしの日本の友人たちに、ブルックリンにいらっしゃいと伝えても「行ってみたいけど、ガイドブックを見ても、若くて、男性っぽい感じがして、はたしておとなの女性が楽しめるのか、不安だわ」と、寂しい答えがよく返ってきます。けしてそんなことはないのに。現におとなのわたしがブルックリンの暮らしをとても楽しんでいるというのに。
 

それで女性向けに「ブルックリン散歩BOOK」を作ることにしました

女友だちがニューヨークに遊びに来ても、わたしが一緒でないとブルックリンをうまく歩けないのは残念だし、わたしも大変です。そこで、おとなの女性が、安全に楽しめるブルックリンガイドを作ってみよう!と思い立ちました。京都で暮らす友人からは「歩き方のシミユレーションのページを作ってね」というリクエストがあって、そうね、大体の時間割がわかるとブルックリンを歩きやすいかも!と、取り入れました。夜は、あまり遅くまで出歩かないだろうから、朝の時間を有効に使えるお店を多くして。歩いていてトイレに困らないように、コーヒー・スポットは店内にトイレのあるお店を載せましょう。実際にわたしの友人たちが来たら何が困る?何が嬉しい?マンハッタンの情報もちょっとほしいという声にも答えよう。そんな観点で作ったのが「ブルックリン散歩BOOK」です。

これが友人のススメでできたシミュレーションのページです。

本でも紹介しているカフェとショップを組み合わせたオススメのコースを作ったのでご紹介しましょう。日本から短期でニューヨークを訪れた友人と、このコースを一緒に歩いたら、効率がいい!と喜んでくれました。わたし的にはいいお店が集まっているなと思う一角で、たくさん歩かなくてもOKなので疲れず、時間があまりなくてもさっと回れて充実度の高いコースです。

ブルックリン歩きのオススメコースは、おしゃべりの時間もたっぷり取って朝ごはんからスタート

地下鉄のF / Gラインの4 Av & 9 St 駅近くにあるFour Twenty Black Birdsの本店は、ウィークデーは朝8時からやっているので、まずはここの朝パイとコーヒーからスタートです。朝ごはんにパイ?!と驚かれるかもしれませんが、ほどよい甘さのSalted Caramel Apple Pie (ソルティッド・キャラメル・アップルパイ) は「朝のおめざ」にオススメです。ここで小一時間、ローカル気分でおしゃべりしながらゆっくりします。パイは大きさを見て、もしかしたらふたりで1つをシェア、でもいいかもしれません。初めから飛ばさないように!

Four & Twenty Black Birds Pie
439 3rd Avenue, Brooklyn 11215
(718) 499 2917
http://www.birdsblack.com
月〜金 8am ~ 8pm
土 9am ~ 8pm
日10am ~ 7pm

今日のメインのストリートは、アトランティック・アベニュー

10時半頃になったら同じ駅に戻り、マンハッタン方向の電車に乗って、3つ目のBergen St.(バーゲン・ストリート)駅で下車。Atlantic Ave.(アトランティック・アベニュー)にある、11時からオープンするお店をいくつか見て回ります。Atlantic Ave.沿いの Hoyt. St.とBond St.の間、この1ブロックが、わたしのオススメのショッピングスポットです。

アトランティックアベニューの風景。

アトランティックアベニューには大型店はなく、地元ブルックリン在住の個人オーナーが経営するこじんまりとした佇まいの店が多いのが特徴です。ファッション、生活雑貨、ヴィンテージ雑貨、近所の人が持ち込むユーズドファッションの店、ガーデンショップなど、センスのいい店が並んでいます。

ショップ1. 生活雑貨の店 The Primary Essentials

シンプル&ナチュラルテイストの生活雑貨が並ぶThe Primary Essentials。
ローカル・アーティストの作品も人気のアイテムです。

The Primary Essentials
372 Atlantic Ave, Brooklyn, NY 11217
theprimaryessentials.com
(718) 522-1804
12pm~7pm

ショップ2. ユーズドファッションの店 Consignment Brooklyn (Formerly Eva Gentry Consignment)

地元の女性たちがファッションアイテムを持ち寄る、その名もConsignment (委託販売)のお店。ブランド物を中心に、厳選された、状態の良い服やバッグ、靴などが並んでいます。取り扱いブランドは、シャネルやプラダなどの高級ブランドもありますが、Matta NYやSteven Alane など、カジュアルウエアも充実しています。

Consignment Brooklyn (Formerly Eva Gentry Consignment)
371 Atlantic Ave, Brooklyn, NY 11217
consignmentbrooklyn.com
(718) 522-3522
11am~7pm 無休

ショップ3. Collier West

インテリアコーディネーターのオーナーの審美眼で選んだインテリア・アクセサリー、テーブルウエア、ギフトアイテム、ヴィンテージアイテムが店内にぎっしり。かなりのボリュームで並んでいます。

Collier West
377A Atlantic Ave, Brooklyn, NY 11217
collierwest.com
(718) 254-9378
11am~7pm

ショップ4. Layla

オーナー自らがインドに出向いて作るオリジナルのレディース服とジュエリーの店。他に、カラフルな柄のタオルやクッションなどにもファンが多いお店です。

Layla
352 Atlantic Ave, Brooklyn, NY 11217
(718) 222-1933
layla-bklyn.com
木〜日 12pm~6pm
月〜水休

ショップ5. Greenhouse & Co.

ヴィンテージ ファニチャー・ショップ。ブルックリン在住の日本人陶芸家 SHINO TAKEDAさんのカラフルでチアフルな作品(写真のプレート)も常設しています。

Greenhouse & Co.
387 Atlantic Ave, Brooklyn, NY 11217
greenhouseandcompany.com
(718) 422-8631
月、火、水、金 10am~5pm
土、日 12pm~6pm
木休

ランチはメインストリートから少し入った住宅地にあるレストランで

12時を過ぎたら、ショッピングは後半に残して、Atlantic Ave.から2ブロック歩いたBond St.とDean St.の角にある、あまり遅いと席がなくなる人気のレストラン「Rucola」でランチ・ブレイク。ここはオーガニック素材&地元野菜にこだわっているブルックリンらしさを感じるお店です。写真はEggplant Sandwich (エッグプラント(ナス)・サンドイッチ)。この日は、これとサラダを一つずつ取って、友人とふたりでシェアしました。旅先では食べ過ぎて体調を壊す人が多いので、女性二人なら、このくらいで丁度いいかもしれません。サラダも結構なボリュームです。お店の人もシェアには慣れているので気遣いはいりません。シェアすると伝えると、取り皿を持ってきてくれますよ。

Eggplant Sandwich $10。揚げた米ナスをモッツアレラチーズ、フェンネル、バジル、アルグラとともにバンズに挟んであります。見た目よりボリュームがあります。自家製のピクルスと一緒に。

Rucola
190 Dean St, Brooklyn, NY 11217
(718) 576-3209
http://www.rucolabrooklyn.com
8am ~ 12am

実はこの周辺は Boerum Hillと呼ばれる高級住宅地

Rucolaのあるストリート周辺は、Boerum Hillという古いタウンハウスが並ぶ高級住宅地。歴史保存地区でもあります。落ち着いた雰囲気があって、フォトジェニックなので、お店だけでなく、この界隈の雰囲気も、ぜひ楽しんでみてください。

1890年代に建てられたタウンハウスが並ぶDean Street。夏には街路樹にたくさん葉っぱが付いて、その下を歩くだけでも気持ちがいいですよ。

ニューヨークの豆知識

レストランでのチップの目安:

ニューヨークのレストランの目安は、昼(ランチ)は約15%、夜(ディナー)は約20%とされています。ニューヨーカーがよく使う、チップを簡単に計算する方法があって、覚えておくと便利です。

*レシートを見ると、合計金額の下に、必ず 消費税(Sales Tax)の欄があります。

*ニューヨークのレストラン税は8.875%なので、taxを2倍すると17.75%になります。

*ランチ時のチップは約15%なので、小計 ( Sub-total ) の下に記載されている、この taxを2倍(17.75%) にして、その端数を切り捨てた数字をチップの欄に書き入れます。

*ディナー時のチップは、税金を加算する前の小計 ( Sub-total - tax欄の上に記載)を0.2倍(20%)します。

*最近はレシートの一番下に、チップの目安(Suggested Tips)を記載する店が増えました。これを目安にするのもいいですよ。

これはRucolaのレシートです。Suggested Tipsも載っています。

筆者プロフィール

上野朝子(うえのあさこ)

ブルックリン在住。文筆業、コンサルタント。
2009年に拠点をニューヨークに移し、現在はライフスタイル誌の取材・執筆、インテリアのコンサルティングなどを手がけながら、ブルックリンライフを楽しんでいる。

日本では、茅ヶ崎市で輸入生活雑貨店「サザン・アクセンツ」を手がける。その間、日本ーニューヨークを往復しながら商品買い付けやインテリアのコンサルティング、アメリカン・アンティークやインテリアの本を出版。近著は「ブルックリン散歩BOOK」(実業之日本社)。

ブルックリン散歩BOOK 単行本(ソフトカバー)

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