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薄皮は食べられる?さやつきで買えるのはいつまで?今が旬「そら豆」の魅力 大解剖

春の野菜売り場で、大きなさやが存在感を放つそら豆。そのわりには利用法が思いつかず素通りしがちではないでしょうか。実は豆だけでなく、ワタも食べることができるそら豆の栄養価は抜群。しかも、普段の料理にも役立つ食材なのです。
ゆでるだけではない食べ方、普段の食事にも利用できるアイディアやカンタンレシピまで、知られざる(?)そら豆の魅力をまとめてお伝えします。4月~5月の終わりごろまでの短い旬を楽しみましょう!

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そら豆ってこんな野菜

エジプトのピラミッドから化石が見つかったとされる、そら豆。その説から「世界最古の野菜のひとつ」と考えられています。
また、ふわふわのワタがついたさや、コロンとしたルックスゆえか、絵本のキャラクターとして、子どもにも人気です。
そんなそら豆は、4月~5月ごろが旬。おいしく食べるためのポイントをご紹介します。

鮮度が大切!食感の違いも見分けられる 選び方のポイント

まず、そら豆を買うときのポイントです。ぜひさやつきのものを選んでください。なぜならそら豆は、「おいしさも栄養も、収穫して3日が限度」といわれているくらい新鮮さが損なわれやすい野菜だからです。さらに、さやから出すと鮮度は急落! むいた状態で売っているそら豆は皮もかたく、おいしさも半減しています。

ところでそら豆は、育ち具合で食感が変ります。新鮮さと食感の違いを見分けるポイントは?

さやがきれいな緑色でツヤがあるものは、しっとり食感

さやがきれいな緑色でツヤがあるものは、若々しい証拠。傷みもなく、水分が多くてしっとりした食感が楽しめます。

むき豆の状態で判断する場合は、下の写真のように豆のツメの部分が緑色のもの。

少し茶色っぽい部分があるものはホクホク食感

さやに少し茶色っぽい部分がある、あるいは筋が茶色っぽくなっているものは、しっかり成長した証拠。デンプンが増えているため、ホクホクとした食感です。ただし、あまりにも茶色い部分が多く、全体の張りもないものは、鮮度が落ちている可能性があるので気をつけて。

むき豆の状態で判断する場合は、下の写真のようにツメの部分が黒っぽくなっているもの。このツメの部分、「お歯黒」といいます。由来は、江戸時代に女性がほどこしたお歯黒に似ているからなのです。

豆がふっくらと見えるものは新鮮で元気

さやの外から見ても豆がふっくらとしていて、大きさが揃っているものは、栄養分を吸収して、元気に成長した証拠です。

薄皮もぜひ食べたい!そら豆に含まれる栄養素

主な栄養素は、たんぱく質と糖質。そのほか、ビタミンB群、ビタミンC、鉄や銅、カリウム、リンなどのミネラルも豊富に含むなど、野菜の中でも高い栄養価を誇ります。特に粘膜細胞を保護し再生するはたらきを持つビタミンB2は、ダイズに次ぐ多さだとか。

豆を包んでいる薄皮には、食物繊維と抗酸化作用のあるフラボノイドが含まれています。だから本当は、むかずに食べたほうが体にはいいのです。薄皮ごと食べられるレシピもご紹介しますので、よかったらぜひ。

そら豆の保存法

基本的には買い求めた日に食べるのがベスト。1日~2日程度なら、さやごとポリ袋に入れて冷蔵庫での保存も可能です。

そうでない場合は、味が落ちないうちにさやから出してかためにゆで、冷蔵または冷凍で保存しましょう。

そら豆のおいしいゆで方&食べ方いろいろ

知っているようで意外と知らない、そら豆のおいしいゆで方をご紹介します。ポイントは、次の3つ。

・ゆでる直前にさやから出す←さやから出すと急激に鮮度が落ちるため
・お酒少々を入れる←独特のにおいをやわらげるため
・ゆですぎない←食感を保つため

<ゆで方>
1.水1リットルに対して10g~15gの塩と酒少々を入れ、沸騰させる。
2.湯が沸く間にそら豆をさやから出し、薄皮の中央か横に1センチ程度の切れ目を入れる。
3.沸騰した湯にそら豆を入れ、1分半~2分ゆでる。
4.ざるにあげて、そのまま冷ます。

<食べ方いろいろ>
試しに薄皮ごと食べてみてください。苦手な場合は、薄皮をむいてどうぞ。
薄皮をむいたそら豆は、サラダ、ミネストローネ、つけ合わせなどに使えます。ミートソースにトッピングしても、彩りがきれい。味わいも豊かになります。

そら豆のカンタンおいしいレシピ

ゆでる以外の食べ方で、そら豆の新しい魅力に迫るレシピです。まずは、ワタを味わう焼きそら豆からご紹介します。

ワタまで味わう!グリルde焼きそら豆

<材料>
・そら豆(適宜)
・好みの調味料(適宜)

<作り方>
1.さやつきのまま、そら豆をグリルに並べる。
2.強火の両面焼きで10分焼けば出来上がり!

<アドバイス>
・グリルが片面焼きの場合は、焼き時間を12分~13分にしてください。
・さやのままお皿にならべ、塩など好みの調味料をかけていただきます。
・さやの内側をスプーンでこそげるようにすると、溶けたワタをすくうことができます。ほんのりとした甘味。これが、豆を育てるための栄養を貯蔵したワタの味です。

フライパンde焼きそら豆

カリカリと香ばしい薄皮ごと食べられる一品です。

<材料>
・そら豆(適宜)
・ごま油(少々)

<作り方>
1.そら豆をさやから出す。
2.フライパンにごま油を熱して、そら豆を入れる。
3.中火で、両面にこんがりと焼き色がつくまで炒めるように転がす。
4.薄皮がカリカリになり、実にも火が通ったら出来上がり。

<アドバイス>
・薄皮が焦げているのに豆がかたい場合は、火を止めてふたをし、余熱で調整してください。
・塩やしょうゆなど、好みの味つけでどうぞ。
・薄皮が苦手な場合は、むいてください。

そら豆の冷たいポタージュ

Stock Photos, Royalty-Free Images and Vectors - Shutterstock

出典:https//www.shutterstock.com

ランチにぴったり、子どもも喜ぶ簡単ポタージュです。食欲のないときにも、おすすめ。

<材料>2人分
・そら豆(10本)
・玉ねぎ(1/2個)
・牛乳(200ml)
・生クリーム(50ml)
・塩とコショウ(少々)

<作り方>
1.「そら豆のゆで方」の通りにそら豆をゆでて、薄皮をむく。
2.玉ねぎは薄くスライスし、レンジで様子を見ながらしんなりさせる。
3.そら豆と玉ねぎをミキサーかバーミックスでかくはんする。
4.3に牛乳と生クリームを加えてよく混ぜ、塩とコショウで味をととのえる。
5.冷蔵庫でよく冷やして出来上がり!

<アドバイス>
・玉ねぎは、少量の水を入れたフライパンで蒸してもOK。しんなりさせて甘味を引き出すことがポイントです。
・牛乳の代わりに豆乳でもおいしくできます。
・生クリームの量は、お好みで調節してください。

そら豆で季節感と新しい味を楽しみましょう!

ほかの野菜に比べると、今ひとつ使い勝手がわからなかったそら豆。ですが、ご紹介したように、焼けば薄皮やワタも食べることができます。また、ゆでて薄皮をむいた豆は、ブロッコリーやアスパラガスの代わりに使えば、いつものメニューが、大変身。
食卓にプラスする季節の味、旬が終わらないうちに、ぜひ楽しみませんか?

これからの季節は、これだけでビールのお供になりますし、料理のレパートリーも広がりますよ!

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