「沐浴」ってなんだかちょっと怖いような緊張感がありませんか?病院の「沐浴実習」で練習するのと、自宅で実際にやってみるのとではやっぱり違いますよね。でも、難しいことは何もありません!肩に力を入れずに沐浴ができるように、沐浴について簡単にまとめましたのでご紹介しますね!
そもそも沐浴って?毎日する必要はあるの?
沐浴とは、産まれたばかりの赤ちゃんが大人とは別に、ベビーバスなどを使って入浴することです。生後1ヵ月までの新生児期の赤ちゃんは、抵抗力が弱く細菌に感染しやすいため、特におへそがジクジクしている間は沐浴をさせましょう。
沐浴は毎日してあげるのがベストです。新生児期の赤ちゃんは新陳代謝が活発で、常に汗や皮脂を分泌していますので、汚れがたまりやすいのです。またミルクやおしっこ・うんちでよく汚れますので、かぶれを予防するためにも沐浴でスッキリさせてあげましょう。もし病気などで沐浴できないときは、お湯につけて絞ったガーゼなどでやさしくふいてあげましょう。
意外とシンプルな沐浴の手順
沐浴は赤ちゃんをきれいにしてあげるのが目的ですので、難しいことはありません。ただ、あまり長い時間がかかってしまうと赤ちゃんが疲れてしまったり、風邪をひく原因にもなりますので、「慌てず手早く」できるように準備をしておきましょう。
1.ベビーバスに38℃前後のお湯を張る。
2.沐浴布などで赤ちゃんをくるんで、足からゆっくりとお湯につける。
3.固く絞ったガーゼで顔をやさしく拭く。
4.石鹸で頭を洗って手桶などを使って丁寧に流す。
5.身体を洗う。
6.ゆっくりうつ伏せにして、背中・お尻を洗う。
7.前もって準備していたお湯か、シャワーですすぐ。
後はバスタオルでやさしく包んで、水気をしっかりとふき取りましょう。1~7の工程を5分ほどで行います。冬場などはあらかじめ沐浴する場所を温めて、風邪をひかないように注意してくださいね。沐浴布は赤ちゃんが安心しますので、最後まで手に持たせてあげましょう。
沐浴にあったら便利なおすすめアイテムとは?
たまに衣装ケースなどでベビーバスの代用をされている方もいらっしゃいますが、やはりベビーバスのほうが楽に沐浴ができます。ベビーバスにセットするハンモックのようなバスネットがあれば、頭を支えきれない小さな手のママでも安心して沐浴させることができます。
石鹸は頭も体も同じものでOKです。泡で出るタイプが使いやすく泡切れも良いうえ、スポンジなどを使うことなく手でそのまま洗えますのでおすすめです。湯温計はあったほうがいいですが、温度設定のできるシャワーを使う場合はうまく使えば便利ですね。
まとめ
赤ちゃんはついこの間まで羊水というお水の中に浸かっていたのですから、気持ちいいお湯は大好きなんです。怖がらずに「慌てず手早く」沐浴をしてあげましょう。たった1ヵ月間の特別な沐浴の時間を楽しんでくださいね!