海外では基本的に日本語は通じないため、
トラブルに巻き込まれた際に英語や現地の言葉が喋れないとお手上げ状態になりかねません。
慣れた方なら問題ありませんが、トラブルを未然に防ぐためにも事前に対策をしておく必要があります。
今回は5つに絞って、ご紹介していきます。
個人旅行を避け、パッケージツアーに参加する
個人旅行では自由に行動できる代償としてトラブルも全て自身で解決する必要があります。
海外初体験ゆえの準備不足や経験不足から、何かしらの問題に巻き込まれる可能性が高いため、特別な理由がない限りは添乗員が同伴するパッケージツアーへの参加がおすすめです。
ホテルの手配から交通手段の確保まで行ってくれるので、準備にかかる時間も節約できます。
各種サービスを個人で別々に申し込む場合に比べ、安く済むのも嬉しいポイントです。
治安が比較的良く、観光客慣れしたスポットを選択する
治安が良いかどうかは安全性に大きく関わってきます。
日本は世界の中でも治安が良い国なので、日本に居るつもりで海外の街を歩くと危険です。
他にも、事件や事故で警戒が強まっていたり、直近でテロが発生した国などでは思わぬ足止めを食らうかもしれません。
また、観光が人気の国にあるレジャー施設では、店側が客とのトラブルに慣れていることも多く、柔軟な対応をしてもらい易くなります。
可能ならば日本からの観光客が多いスポットを選択するのが無難でしょう。
ビザの必要性とパスポートの期限を調べておく
ビザとは入国許可証のことで、基本的に外国に行くにはパスポートとビザの両方が必要になります。ただし、日本が相手国と協定を結びパスポートのみで渡航可能な国も多くあるので、事前に調べておきましょう。
また、パスポートの残りの有効期限にも注意が必要です。
これは「入国時3ヶ月以上」「出国時6ヶ月以上」など国によって使用可能な期限が異なるためで、この条件を満たしていないと出入国の許可が下りないことがあります。
余裕を持ってパスポートの更新をしておくべきでしょう。
海外旅行保険への加入を忘れないようにする
トラブルへの対策として、海外旅行保険に加入することをおすすめします。
海外で起きた紛失、盗難、病気、怪我などあらゆる問題に対応していて安心できます。
数日間の観光が目的の場合、全てを網羅するような契約内容でも数千円からと比較的安いので、初の海外であれば加入しておくべきでしょう。
また、一般的なセットプランとは別にフリープランを用意している保険会社もあり、
特定の保障を厚くしたり、あるいは減らしたりすることも可能です。
日本ではあまり馴染みのない文化、「チップ」について知っておく
チップとは、ホテルやタクシー、レストランなどで受けたサービスに対する心付けのことです。小額のお金を相手に渡すことで感謝の気持ちを伝えることになります。
国によってチップの対象になるものや相場が異なるので渡航前に予め調べておく必要がありますが、基本的には元の料金の10%~20%です。
ここで言う元の料金とは、タクシーなら乗車料金、レストランなら食事代に相当します。
チップを渡さない場合、相手のサービスに不満があったことを意味するので注意しましょう。
まとめ
他にも色々とありますが、その中でも重要だと思われる5つをご紹介しました。
日本での常識が通用しない場面も多々あるので、旅行先の下調べは念入りにする必要があります。
トラブルに見舞われずに楽しむためにも、十分に備えておきましょう。