シャンプーやブラッシングなどは毎日することですが、髪の手入れについては特に意識したことがないという人も多いでしょう。ですがあなたの自己流のケアは間違いだらけかも知れません。だんだん薄毛も気になり始め、この機会に正しい髪の毛のケアの知識をつけておきたいという方も必読です。
シャンプーやスタイリングの前は、まずブラッシングを
毎日髪をブラシでとかしていますか?女性のように、長い髪がもつれたりすることはなくても、頭皮のためにブラッシングはとても重要です。ブラッシングはフケや髪についたホコリやを取り除くだけでなく、頭皮のマッサージ、ひいては血行も促進できるという利点があります。また、頭皮から出た皮脂を、髪の毛先まで行き渡らせ、パサパサ感のない健康な髪にもしてくれます。頭が痒くなりやすいという人も、ブラッシングすればすっきりします。面倒臭がらずに、シャンプーやスタイリングの前はブラッシングしましょう。
シャンプーの選び方は、成分表に注意してみよう
次はシャンプーについてです。シャンプーは、本当にいろいろな種類があってどれを選べばいいのか迷ってしまいますが、男性用のシャンプーの基本は頭皮を健康に保てるようケアするということ。男性は頭皮の皮脂分泌が過剰な人が多いため、シャンプーは頭皮をさっぱり清潔にするものを選ぶのが基本です。薄毛対策のためにも、毛穴の皮脂づまりを防いでおくことが大事だからです。それと同時に、刺激が強すぎるものは避けなければなりません。そのために注目したいのは、シャンプーの成分です。シャンプーの成分表には、多く使用されているものから表記されています。最初に表記されている成分が硫酸やラリウルという単語を含むものは、石油系合成界面活性剤が主成分になっており、頭皮に刺激が強いため避けたほうが無難です。その点、アミノ酸系はより自然で頭皮にも髪にも優しいのでおすすめです。アミノ酸系で弱酸性、さらに、合成着色料や香料を含まないものがいいですよ。
頭皮と髪の健康を保つ、正しいシャンプー法を学ぼう
シャンプーは、朝よりもなるべく夜しましょう。一日活動して汗をかいたり皮脂がたまったりしますので、その汚れをなるべく早く取り除いておくためです。洗い方は、まず3分ほどじっくりシャワーを当て、毛穴を開かせます。時間が惜しいなら、お湯で温めたタオルを頭にのせながら体を洗ったりするのもいいですよ。そしてシャンプーは直接頭につけるのではなく、まず手に取りお湯を加えて泡立てます。洗うときはけっして爪を立てず、指の腹でやさしくもみ込むように。爪を立て頭皮が傷つくと、そこから細菌が入ったりして髪のダメージにもつながります。その後はシャンプーした2倍ほどの時間をかけ、ぬるま湯でしっかりすすぎましょう。
男の髪に、コンディショナーやトリートメントは必要?
ある程度長さのある人は、シャンプーで洗ったあとの髪が、キシキシするのではないでしょうか。パサパサ感をなくし、さらさらの髪にしたい人は、コンディショナーを使いましょう。ですがコンディショナーは頭皮につくと、毛穴を詰まらせてしまいます。なるべく毛先だけに付けるようにし、すぐすすぎます。さらに髪の内部まで保湿してくれるトリートメントを使う場合は、髪に浸透させる必要があるため数分置いてから流しましょう。どちらにしても、余分に残るとベタベタして頭皮の環境が悪くなるため、しっかりとすすぐのが大事です。
まとめ
ブラッシングは面倒だからしなかったり、シャンプーを直接頭皮につけてゴシゴシ洗ったり、間違ったケアをしていると、知らず知らずのうちに髪や頭皮にダメージを与えてしまいます。正しいケア方法を身につけて、今日から実行しましょう!