育毛剤や頭皮マッサージなど、薄毛対策を行っている方も多いと思います。いろいろやってみたけれど、効果がない、続かない…という場合は、毎日の食事を見直してみましょう。抜け毛予防や育毛のためにおすすめの食べ物や食べ方をご紹介します!
薄毛予防には肉よりも魚を食べると効果的です
薄毛の原因のひとつに「栄養不足」が挙げられます。食事で十分な栄養素が取れていないために、薄毛を促進してしまうのです。身体が食べたものから作られるように、髪の毛も、食事から摂られる栄養素によって作られます。つまり、毎日の食事に気をつけるだけで、効果的な薄毛対策ができるのです。
髪の95%はタンパク質からできています。そのため、タンパク質を含む食べ物を積極的に食べることがおすすめです。しかし、動物性たんぱく質を摂りすぎてしまうと、皮脂の分泌が過剰になってしまい、フケが出たり、頭皮の皮脂が汚れを吸い込んで毛穴が詰まったりしてしまいます。血行も悪くなってしまうので、肉の食べ過ぎはおすすめできません。肉を3回食べるうちの1回は赤身魚に変えるなどして、魚を積極的に食べるように心掛けてみてください。
ビタミンを効率よく摂ることで、抜け毛を予防
タンパク質の効果を高めるためには、ビタミンが不可欠です。ビタミンを摂取することでより効果的にタンパク質を分解・合成することができます。
ビタミンA、E、Pは血行を促進する働きがあるので、抜け毛予防に役立ちます。また、ビタミンB群は頭皮の新陳代謝を高める働きが期待できます。
ビタミンを多く含む食べ物は、緑黄色野菜だけではありません。マグロやサバなどの青魚やレバーや大豆はビタミンB豊富に含んでいます。ナッツ類やゴマにはビタミンEが含まれているのでおすすめです。
亜鉛は自然の育毛剤。髪をつくる手助けをしてくれます
亜鉛は、タンパク質が髪をつくるときに必要な栄養素で「育毛ミネラル」と呼ばれるほどです。ただし、摂取することが難しいので、意識して食べるようにしてください。牡蠣やレバー、魚介などに多く含まれています。
鍵はやはり、毎日の食生活。3つのポイントを気をつけましょう!
食生活に気をつけることで、栄養素がしっかりと体内に吸収され、薄毛対策になります。食生活で気をつけるポイントは3つです。
夜遅くに食べない!夕食は就寝3時間前までに終わらせましょう
22時~翌朝2時は、成長ホルモンの分泌が最も多い「ゴールデンタイム」と言われています。髪の毛の成長にとってもこのゴールデンタイムは当てはまります。できるだけ、22時には眠るようにしたいものですね。そして、そのゴールデンタイムを迎えるときまでに、消化を終えていることがとても重要になってきます。お腹に食べ物が入っていると、消化のために血液が胃に集中してしまい、頭皮に血流が行かず、髪の毛が十分につくれなくなってしまいます。消化にかかるのは、約3時間といわれていますので、できるだけ就寝時間の3時間前までには夕食を終わらせるようにしましょう。
外食ばかりにたよらない!油っぽいものや塩分で毛穴が詰まります
外食では、油っぽいものや塩分の高いものを食べ過ぎてしまう傾向があります。油っぽい食事は、皮脂が多くなり、毛穴が詰まる原因になります。塩分の高いものは、肝臓機能の低下を誘引し、血流を悪くしてしまいます。できるだけ外食を控え、自炊するように心がけてみましょう。難しいようであれば、不足している栄養素をサプリメントで摂取するなどしてみてください。
食事のリズムを整える!消化がよくなり、間食防止にもなります
食事のリズムが毎日バラバラだと、消化が悪くなってしまい、栄養素が十分に身体に行きわたりません。また、食事の時間が空いてしまうと、ついつい間食を食べてしまいがち。おやつには砂糖を多く含んだものが多いので要注意です。砂糖は薄毛の原因である男性ホルモンの生成を促進してしまいます。毎日できるだけ、同じ時間に食事をとるようにして、しっかりと髪に栄養をいきわたらせましょう。
しっかり食べて、髪に栄養を与えましょう
毎日の食事が、髪に良い影響も悪い影響も与えてしまいます。ただ髪に良い栄養素を摂るだけでは不十分です。栄養を髪にいきわたらせるためには、食べ方にも気をつけてみてください。薄毛対策のためにも、まずは毎日の食生活を見直してみましょう!
髪の毛は主にケラチンというタンパク質でできていますが、これは肉や魚、糖類、野菜などを摂取することで合成されます。これらの食材を摂取することで合成される、育毛をサポートするアミノ酸やその他成分について、ドクター監修のもとご紹介します。
出典:育毛をサポート!髪に必要な成分まとめ|メンズスキンケア大学