「郷に入れば郷に従え」という言葉があるように、その国でのマナーを守りましょう。彼女とのデートでは、そのことを知らないと周囲から嫌な目で見られて恥ずかしい思いをさせてしまいます。そうならないよう、事前にしっかり調べておきましょう。
基本中の基本!挨拶をきちんとし、会話は謙虚さを忘れない
挨拶は万国共通、最低限のマナー。ホテルのエレベーターで宿泊客と乗り合わせになったときは、臆することなく話しかけましょう。逆に、コミュニケーションがうまく通じるか不安で、目を伏せてしまっている彼氏を見ると、彼女は頼りなく思ってしまいます。
海外では急に横柄な態度をとる男性は少なくありません。日本人が偉いと思いこんでいるのか、そういった謙虚さか感じられないふるまいは、彼女を失望させることでしょう。何か自分にまずいことがあったなら、きちんと謝るのがマナーです。迷惑をかけたときは「Sorry」、ウェイターを呼ぶ際には「Excuse me」と丁寧に呼びかけましょう。欧米人は肩がちょっとぶつかっただけでも、謝ります。そのときの答え方としては「問題ないよ」という意味で「That’s all right.」が適切です。
彼女とのディナーで恥をかかないように!レストランでのマナー
食事中のマナーもきちんと覚えておき、恥をかかないようにしましょう。ナイフは右手でフォークは左手で持つというのは言わずと知れたところですが、他にもいくつか注意点があります。特に高級レストランでは人一倍ふるまいに気をつけてください。
くちゃくちゃと音をたてながら食べるのはNGです。スープを飲む際のズズッという音もいけません。冷ますために「フーフー」と息を吹きかけるのもやめましょう。とにかく静かに食べるのが、海外でのマナーです。
食べるときに食器をきちんと持つ方が日本では良いとされていますが、海外でそれをやると「卑しい」と思われることがあります。欧米や韓国では食器を置いたまま、食べるようにしましょう。
食事を終えて帰る際は、スマートにチップを渡しましょう。国により金額は異なりますが、ディナーならば15~20%あたりが相場です。
街中でのマナー。レディーファーストで紳士的な態度を
海外でのマナーの基本はレディーファースト。常に紳士的な態度を心がけてください。お店の扉を開けて彼女を先に行かせてあげ、レストランでも彼女より先に席に着かないようにします。あまりそのような扱いに慣れていない女性は恐縮してしまいがちですが、そういうときは男性が積極的にエスコートしてあげましょう。
お店に入った際は、あれやこれや物色するのにベタベタ触るのは良くありません。洋服を試着したかったり、商品を手にとって見たかったりするときは、店員に一言かけるべきです。
また、東南アジアで寺院巡りを考えている人にも知ってほしいマナーがあります。それは肌の露出を抑えて入場すること。普段から暑い観光地では、男性なら短パンにTシャツとサンダルという人もいるでしょう。素肌が見えるのは宗教上良くないとされるので、入場制限を受けるか、その場で着替えるように命じられる場合があります。
まとめ
海外でも基本のマナーは挨拶ができること。気持ちの良い挨拶をすれば、現地でお得な情報を教えてもらえるかもしれません。周囲と良い関係を築くためにも、積極的にコミュニケーションをとりましょう。海外では不慣れなマナーを守り、優しく彼女をリードしてあげてください。