日本人の主食として食卓に並ぶお米は、食べる機会が多いからこそおいしくいただきたいですね。日本人にとってなくてはならない食べ物のお米。そんなお米はちょっとした炊き方の工夫で今まで以上においしくいただけるのでぜひ参考にしてみてください。
お米は絶対に優しく研ぎましょう!
お米を研ぐなんて聞くとなんだかしっかり洗わないといけないのかな?と思ってしまうかもしれませんが、決してそんなことはありません。できるだけお米の形が崩れないように優しく洗うのがポイントです。5回ほど水を替えて小さなゴミなどがなければ水が澄んでいなくても大丈夫です!
しっかり吸水させましょう!
お米を洗った後はすぐに炊くのではなく、まずお米にしっかり吸水する時間を与えましょう。目安と言われている時間は、だいたい冬場が2時間程度、夏場は30分程度です。このようにお米にしっかり吸水させることで、お米の芯がなくなってふっくら炊き上げることができます。
水の量は正確に!
いろいろ工夫しても水の量を適当にしてしまっては水の泡です。お水は絶対に正確に測りましょう。もちろん水の量だけでなくお米の量にも正確さが求められます!丁寧な作業がふっくらごはんにつながります。人それぞれ柔らかめ、硬めと好みがあると思いますので、水の量を調整して、ぜひ自分の黄金比率を見つけてください。
炊きあがった後にも一工夫を!
お鍋で炊くなら火加減を気にしなければなりませんが、最近では多くの人が炊飯器でお米を炊きますよね。しかし、全てを炊飯器任せにしてはいけません。炊き上がったらごはんを蒸らした後、しゃもじで空気を入れるようにごはん全体をかき混ぜてあげてください。こうすることでふっくらした仕上がりになります。
炊飯器にお米と一緒にプラス!
意外と知られていないのですが、お米を炊くときに一緒に入れるとおいしくなる材料があるのでご紹介します。好みもあるので自分のお好みの食材を見つけてみてくださいね。
昆布…昆布一枚を一緒に炊いてみてください。昆布のうまみが凝縮されたごはんの完成です。
オリーブオイル…小さじ1杯分入れてみてください。お米に艶が出ます。
にがり…豆腐を固めるときに使われるにがり。1,2滴加えることでふんわり仕上がります。
もち米…1割ほど入れることでパサパサしたお米に粘りが出てモチモチします。
いかがでしたか?毎日のことだからこそ、ついついおざなりにしてしまいがちです。ポイントをもう一度見直すことで、「あれ?お米変えた?」って言われちゃうほどおいしいごはんが炊けるようになるかもしれません。ぜひ試してみてください。