「七代目けいすけ」は東銀座駅から徒歩3分のところにあります。表通りからはやや入ったエリアになりますが、ここは「むぎとオリーブ」「九州じゃんがららーめん」など、銀座の有名ラーメン店が立ち並ぶ通りで、銀座の知る人ぞ知るラーメン激戦区です。
そこにある「九代目けいすけ」はどんなお店なのでしょうか?
全18席のこじんまりとした店内
店内はラーメン店とは思えない雰囲気で、お寿司屋かおそば屋かと思われるような落ち着いたお店です。カウンター席が10席と、ボックス席が2つ(各4人がけ)あります。
注文は入り口にある券売機で済ませて、店員さんに渡します。
鴨の柔らかさがたまらない「芳醇鴨そば」
注文したのは芳醇鴨そばです。鴨の旨味あふれるラーメンです。麺は太麺と細麺を選びます。私は細麺をチョイス。つるっとしてこしのある半透明の麺に、鴨の出しがとにかくきいてます。濃厚なのに後味がさっぱりとしているスープが美味しくて、何杯もスープだけ味見をしてしまいました。
薬味は4種類。柚子七味、黒七味、粉山椒。そして二種類のねぎが添えられています。1つは京野菜の九条ネギ、もう1つは国産白ネギです。この2つのネギで味と香りが一層引き立ちます。
やっぱり一番印象深かったのは鴨肉の柔らかさです。チャーシューを鶏肉ではなく鴨を使ったラーメンは他にも食べた事がありますが、お肉の弾力さと柔らかさでは他店に負けないと思います。「鴨そば」がメインと名乗るだけのことはあるなと思わずうなってしまう味わいです。
「鴨そぼろご飯」も味わい深い
ラーメンにもう一品欲しくて、「鴨そぼろご飯」をオーダーしました。本当は「鴨わさびご飯」がよかったのですが、売り切れていました。残念です。鴨そぼろご飯はホロホロとして柔らかく味がぎゅっとしみ込んでいて大満足。
外国人観光客にも人気
お店に入った時はお昼時間だったので、周りは銀座で働くサラリーマンの方々ばかりでしたが、一巡すると、気づけば周りは私以外全員外国の方でした。中国人の団体さんと、欧米人のご夫婦というところでしょうか。
外国の方々は食券の券売機に気づかず、食券を買わずに席に座っているのを、中国人の店員さんがオーダーを聞きにまわり、食券を購入してあげていました。こういう機転のきく対応素晴らしいですね。
インフォメーション
データ
店舗名:九代目けいすけ
住所:東京都中央区銀座6-12-15 いちご銀座612ビル 1階
電話番号:03-6274-6655
営業時間:[月~金]11:00~15:00(L.O.14:45) 17:30~23:00(L.O.22:45)
[土]11:00~23:00(L.O.22:45)
[日・祝]11:00~22:00(L.O.21:45)
定休日:無休
席数:18席
駐車場:無
禁煙喫煙:完全禁煙