おしゃれの基本はジャストサイズの服を選ぶことですが、最近では、あえて大きめサイズを着るスタイルも流行っています。しかし、ただ大きいサイズを着るだけではおしゃれに見えないことも。そこで今回は、大きいサイズの服をおしゃれに着こなすコツをご紹介します。
どっちが好き?ゆったり派orダボダボ派
大きいサイズのファッションには、2つの着こなしのポイントがあります。1つは、ゆったりとした着こなしで華奢感を出す着こなしで、2つ目はボーイッシュな雰囲気になるダボダボとした着こなしです。
どちらも大きめのサイズを着る点では同じですが、印象として、前者は女の子っぽく、後者は男の子っぽい仕上がりになります。大きめサイズを着ることでどちらの印象を出したいのかを最初に決めることが、おしゃれな着こなしの基本になります。
ゆったりサイズの着こなしのコツ
大きめサイズをゆったりとした着こなしで楽しむ場合には、さりげなく女性らしい、あるいは少女らしいラインを出すことがポイントです。そのためには肩、腕、ウエストのラインがポイントになります。
肩はオフショルダーっぽいデザインのもので、けれど、肩が出すぎない程度に。腕は7分丈くらいに。ウエストは細く見えるようにベルトで締めたり、トップスをボトムスにインしたりすると良いでしょう。
このとき、下着が見えると下品な印象になるので、下着が見えないようにするか、見えてもいやらしくないブラトップにするなど、セクシーさは抑え目にするのがポイントです。
ダボダボサイズの着こなしのコツ
ダボダボとした着こなしは、ボーイッシュさとアクティブさを感じさせる着こなし。ストリートファッションの雰囲気を演出したいときにおすすめです。
着こなしのコツは、男性物を着ること、裾を大きめにまくることの2つです。袖や裾がストレートになっていると、ダボダボ感が強調されてしまうからです。おしゃれ感を出すためには、アクセントとしてベルトやバンダナ、バッグなどにカラフルなものを持ってくるようにします。
おすすめは何サイズ大きめ?
大きめサイズをおしゃれに着こなしたいとき、ポイントになるのは普段のサイズよりどのくらい大きめを選ぶか、ということです。サイズ感を間違えると、全体の仕上がりも変わってくるので注意が必要です。
また、ゆったり派とダボダボ派ではおすすめサイズも異なります。例えば、ゆったりサイズでは2サイズから3サイズ上がちょうどよく、ダボダボ派では3サイズから4サイズくらい大きくするのがコツです。
男性ものが主役になるダボダボ派の場合は、若干大きすぎるくらいがちょうど良いですが、ゆったり派ではあまりに大きいと女性らしいラインが消えてしまうので、大きすぎないようにするのがポイントです。
全身のシルエット作りがおしゃれ感を引き出す
ゆったり派とダボダボ派では、着こなしのポイントやおすすめのサイズが異なります。しかし、どちらも全身のシルエットがおしゃれ感のポイントになることに変わりはありません。
大切なのは手首、足首、首、そしてウエストラインの見せ方。特に、ゆったりとした着こなしでは、ウエストラインがほどよく感じられることがポイントになります。
大きめサイズを着るときは、最終的な仕上がりをイメージすることが大切です。また、自分の体型の特徴を意識しながら全身のシルエットが綺麗に見えるようにすると、よりおしゃれ感のある着こなしに仕上がります。ぜひ、大きめサイズのスタイリングの参考にしてくださいね。