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古き良き日本のワンシーンを自宅で。トタンバケツコンロで「おいしい」を焼こう

秋刀魚に牡蠣、きのこに餅…。秋冬は旬の食べ物が特においしい季節。澄み渡った空の下で旬のごちそうをいただくのって格別です。東京・谷中に店を構える暮らしの道具店「松野屋」から、肩肘を張らずにゆるっと屋外料理を愉しめる、トタンバケツコンロが届きました。

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どこか懐かしい。暮らしの道具店「松野屋」

トタンバケツコンロとともに、四季を愉しもう。

出典:https//www.instagram.com

東京・谷中にひっそりと佇む、知る人ぞ知る生活雑貨の名店「松野屋」。谷中の名所「夕焼けだんだん」をのぼった先に店舗を構え、ざるやほうきなど、暮らしの雑貨をひろく取り扱っています。こぢんまりとしたお店ではあるものの、あたたかみのある生活雑貨の数々をお目当てに、遠くから足をのばしてやってくるファンもいるほど。素朴な雰囲気の商品たちがところせましと並ぶ光景、思わず胸が弾みます。

数十年前まで、当たり前にそこにあった「荒物」のこと。

出典:https//www.instagram.com

毎朝、家の前をほうきで掃く。暑い季節はバケツに水を汲んで、ひしゃくで打ち水をする。昭和の時代にはよく見かけたそんな光景、今となってはすっかり見かけなくなってしまいましたね。「荒物」とは、日常生活で使う雑多な品物を指す言葉。「粗末なもの、雑なもの」を指す言葉としても使われますが、ほうきやちりとり、ざる、かごなど、ひろく日用品のことを指す言葉として使われるのが一般的です。

かつて日本がたくさんの商店街でにぎわっていたころ、街の一角にはかならず荒物屋さんがありました。トタンの洗い桶に、木曽サワラのおひつ、銅手打おろし金…。特別に安くはないものの、とりわけ高級品でもない。けれどとても丈夫で、ていねいに使えばなかなか壊れることがない。そんな商品がずらりと並んでいた荒物屋さんも、今日ではほとんどお目にかかることがありません。ほしいものがいつでも手に入るコンビニエンスストアや、激安を売りにした量販店ばかりが生き残り、商店街に軒を連ねていた店がそっとシャッターを下ろしてしまったからです。消費を抑えること、物を持たないことが美徳とされ、手近なところで買い物のすべてを済ませるのが当たり前の時代。にもかかわらず、松野屋の荒物を指名買いするために連日お客さんが後を絶ちません。いったいなぜでしょうか。

2,000 円

出典:http//matsunoya.jp

無骨な鈍色をしたトタンは、鉄板の表面に亜鉛で膜をはったもの。ブリキと似た見た目をしていますが、鉄板の表面にスズで膜をはったブリキとは、まったく別の特徴を持っています。トタンは水や熱に強く、中に入れたものを湿気から守ってくれる性質があります。

松野屋のトタン製品は、米びつやひしゃく、たらい、じょうろ、バケツ、ちりとりなど。経年劣化でついた錆は、トタン製品特有のもの。錆ができることで、中の鉄を守ってくれるのがトタンの魅力です。錆びていくさまさえいとおしいトタンの荒物。昔ながらの町工場でつくられる製品、使うほどに愛着がわいていきそうです。

出典:http//matsunoya.jp

松野屋のトタン製品のなかでも、とりわけ人気を集めているのが「トタンバケツコンロ」です。ただのバケツのように見えますが、れっきとしたコンロ。空気の通り道になるように、バケツの底には穴があいています。並べたレンガの上にセットし、中に炭などを入れて着火すれば準備は完了。日本製の網も付属しているのがうれしいですね。

出典:http//www.photo-ac.com

チーズを耐熱の深皿にのせてコンロで温めれば、チーズフォンデュに。エビや牡蠣、マッシュルーム、刻んだにんにく、たっぷりのオイルを温めればアヒージョに。寒い季節だからこそ、火をくべて暖まりながらいただく屋外料理って格別のごちそうです。炭の燃えるぱちぱちという音に耳を立てながら、秋冬の長い夜をトタンバケツコンロとともに愉しんで。

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